バッテリーの寿命は永久に延びますか?

ラスロンGを加えたからといって、バッテリーの寿命が永久化するわけではありません。形あるものは必ず滅します。ラスロンGを用いたバッテリーも、最後は必ず壊れます。ただし、通常使用による劣化を最大限軽減します。ラスロンGを使用していないものに比べれば、格段に使用年数が延長されます。

バッテリーの各セルの比重のバラツキが0.02以内のうちにラスロンGを添加すれば、寿命が2倍以上延びると考えてください。この程度の比重のバラツキのバッテリーであれば極板はまだ元気だと判断できます。「ラスロンGを添加しても壊れてしまった」という状況を極力避けることができるはずです。(比重の測定が面倒であれば、通常使用出来る期間の半分程度を目安としてください)

寿命末期のバッテリーの故障を分析すると、陽極の故障が5%あり、陰極の故障とショートなどのその他の故障例を合わせて5%程度あります。つまり、全ての故障のうち約10%はバッテリーそのものの物理的耐性の限界によって壊れるのです。前述の「ラスロンGを添加しても壊れる」という状況はこの約10%の物理的故障を呈したバッテリーに対してラスロンGを使用した場合に生じるのです。

バッテリーは、満充電すると完全放電時に比べて陽極の体積が1.5倍に膨張します。極板間にはセパレーターという絶縁板が入っていますが、バッテリーは充放電を繰り返しますから、普通に使っているだけでも、極板の収縮によって絶縁板と極板がこすれて摩耗します。 また、極板は練った鉛の粉を格子状の金属に塗りこめて作ったものなので、そのうちに溶けてしまい、ペキリと折れてしまうこともあります。(特に陽極が顕著です。)
そもそも、バッテリーの極板は非常にデリケートなものだということを知っておいてください。

事実、振動が多く発生する凹凸のある床で使用している電池フォークリフトは、バッテリーが壊れるのが早いのです。それは、走行時の振動が、極板を支持している鉛の金属部分や極板自体にストレスを加えるので、物理的故障を促すからです。床のデコボコをなくすと、バッテリーが長持ちします。新工場設立予定があればこのようなことも考慮しておくと、目に見えない経費節減が可能です。

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