フォークリフト用バッテリーのリサイクル手順

まずは保守用のバッテリー群を修復しておきます。標準添加量の0.6倍(容量×0.05cc)程度のラスロンGを添加後、3サイクル程度充放電を繰り返して下さい。その後DC-60Bで負荷電圧測定をし、電圧の低い順にセル数の1割強に印を付け、再利用しない事とします。保守用のバッテリーからからメンテ用としての正常なセルを抜いていくので、ボルトスライダーを装備した充電器で任意の個数でも追い充電が可能な設備が必要です(アワレイジでこれらも用意できます)。正常なセルを在庫する場合は、品質保持のために月に一度は軽く追い充電をするように心がけてください。

持ち込まれた対象バッテリーを、10分ほど充電した後にDC−60Bで各セルの電圧を測定します(そのまま測定しても構いません)。劣化の激しいものはその時点で(1)の保守用の物と入れ替えます。電解液が少なくなっている場合は補充してから充電して下さい。

全数に標準添加量の0.6倍(容量×0.05cc)程度のラスロンGを添加し(規定量の60%程度であれば必要な反応が可能となる量という意味でこの方法を推奨していますが、標準添加量でも問題ありません)、充放電を3サイクル程度繰り返します。ただし保守用のバッテリー群のラスロンG添加時期が3ヶ月以内なら、交換時にラスロンGの添加は必要ありません。2回目の放電時にDC−60Bで電圧を測定、なおかつ不良と思われるものがある場合は再度交換します。2回目で全て良好な場合はラスロンGの残りを添加した後でもう一度軽く充放電し、出荷とします。

※持ち込みバッテリーの状態によっては、4回程度の充放電が必要な場合もあります。
※自動カットオフ機能付充電器は、再生用に適さないことが多いです。新品に比較して内部抵抗が大きくなっている状態のリサイクルバッテリーの場合は、自動充電器での終了検出電圧が内部抵抗の分だけ高めに出るため、誤動作とはいわないまでも早く充電が切れてしまいます。リサイクル用の充電器は、手動のものが望ましいと思われます。電流計や充電電流調整機能は必要ですが、それ以外に不必要な機能のないシンプルなものが必要です。購入してしまっている場合、自動カットオフ機能を外し、よりシンプルに改造する充電器改造・修理もアワレイジでお請けしています。しかし勿体ないので新規購入は簡単な物を購入しましょう。

Q&A集の目次へ戻る

Copyright(C)LASLON.COM