バッテリーの表示の読み取りとラスロンG添加のコツ

多少劣化しているけれども程度の良いもの(通常使用で問題なく経過したもの)や、想定寿命の半分程度劣化したものには規定量を添加してください。標準添加量は「容量Ah×0.08」で求められます。求められた量を各部屋に添加します。バッテリー容量(Ah)は基本的には5時間率です。小型バッテリーならバッテリーの上部に表示があります。例えば「55B24L」。前の数字「55」が「55Ahクラス」を表しています。実際の容量はこれ以下ですが特に問題はありません。後ろの数字「24」は「バッテリーの容器の大きさ」を表しています。またその後の「L」は端子の極性を表しています。

フォークリフトの場合は、バッテリーケースの名盤か車体の名盤に「630AH」(5時間率)などと表示があります。附属の計量スポイトかカップで適量を計って各部屋に添加してください。バッテリーが廃棄寸前の場合や非常に古い場合は規定量の1/2として下さい。

古いものに対して何故標準添加量の1/2として頂きたいか(本当は6掛け程度が安心です)。非常に古いバッテリーや液の減りが早いバッテリーは、バッテリー寿命の末期です。たいていは極板の保護金属(アンチモン)が溶液に溶出しています。このような状態のバッテリーは単に充電するだけでも泡の発生が多く、発熱しやすくなっているものです。そこに粘性のあるラスロンGを添加し、充電するとシャボン玉のような泡が補水口からあふれることがあります。このような場合は、可能なら充電電流を減らすことで泡を押さえることができます。

泡が出るとアワてる人が多いのですが、あたふたせずに落ち着いてください。通常の充電器しかなく何も手が打てないときは、比重計などで電解液を吸い取って別容器に保存しておきます。数時間我慢してください。反応が落ち着いてきます。そうすれば泡の発生は無くなりますので、それから別保存しておいた電解液を再度補充してください。泡の発生を少しでも抑えるために、寿命末期と思われるものに対しては1/2量の添加を薦めているのはこの理由です。

1/2量であっても、別段修復反応に問題はありません。規定量添加は再添加の手間を省くための量です。

業者様にはラスロンGのパッケージ販売を行っています。
500ccは1箱6本入り、1000cc1箱3本入り、2000cc1箱3本入りです。20Lポリ缶、200Lドラム缶各1本。また、計量器としてカップ(20cc、40cc、60cc)スポイト(5cc、10cc)を用意しています。

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