充電できなくなった店頭在庫品の再生方法

以下に示す方法は、危険ですので技術者のみが行うものとして下さい。

店頭在庫で長期保存していたものは、通常の充電では電流が流れなくなっています。この場合、比重計は沈んでしまい測定不能、バッテリーの端子電圧が0V、著しい場合は極性が反転するということもあります。このようなバッテリーは通常の電圧によって充電することはできません。しかし、ラスロンGを用いれば比較的簡単に生き返らせることができます。ここでは一般の自動車用バッテリー12Vのものについて説明します。電池フォークリフトの2Vのタイプは、加える電圧が違うだけなので技術的には同じ内容です。

@ ラスロンGを各セルに添加する。

A 充電器の24V レンジで電流計を監視しながら充電を始める。

B しばらく監視していると徐々に電流が流れ始め、やがて急激に充電電流が増加する。そのままにしておくと過大電流が流れてバッテリーが壊れるので、3〜5A程度流れるようになったら充電を停止する。

C 充電レンジを通常の12Vに設定し、再度充電を始める。(この時、しばらく充電電流が少ない状態が続くきますが、次第に正規の電流になります。)

D あとは通常通りの充電を行う。充電が完了したら一度放電をします。

F A〜Eを繰り返し、これを3〜4サイクル行う。

放置バッテリーでも同様の方法で回復の可能性はあります。ただし極板が古い場合は故障していることが多いので、回復率は悪いものと思われます。物理的に故障していなければ回復できます。

店頭在庫品であれば、極板のダメージも少なくほとんど100%の個数回復させることができます。バッテリーメーカーが行った実施例では、1年半経過したバッテリーを上記の方法で3サイクル処理した結果、規定容量の90%まで回復しました。完全な回復を望む場合は、充放電のサイクルを追加するか、そのまま使用に移れば、継続してラスロンGの効果を得ることはできますから、ほぼ100%の容量まで回復すると思われます。

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